仲間づくりは、街づくり。 現役ママが発信する子育て情報サイト/「しなっこねっと」 代表 本道良子さん


行政、NPO、親子サークルなどによる子育て支援の取り組みが活発に行われている品川区。そんな品川区の子育て情報をまとめて届けようという情報サイトが、現役ママたちでつくる「しなっこねっと」だ。ママならではの目線を生かし、幼稚園の口コミ紹介からイベント開催までを手掛け、子育てママたちがつながるきっかけを提供して支持を広げている。「ママ同士のつながりを作ることで街づくりをしたい」という想いをもって活動する代表の本道さんに、「しなっこねっと」が生まれた経緯や活動内容、品川の子育て環境などを伺った。

「しなっこねっと」

ママだからこそ発信できる情報サイトをつくりたい

――まずは「しなっこねっと」の概要をお教えください

本道さん:品川区には子育て情報だけを集めたサイトがなく、区のホームページでは、NPOやママサークルといった、お母さんたちが本当にほしがっている情報をなかなか提供しきれていないところがありました。そこで、現役ママの目線で、区のホームページに掲載されていないような情報をまとめて発信しようとスタートしたのが「しなっこねっと」です。今は一時預かりや幼稚園情報、口コミの発信をメインに、幼稚園座談会などお母さんたちがリアルにつながれる活動もしています。

現役ママたちが品川の子育て情報を発信中

――立ち上げに至った経緯をお教えください

本道さん:「しなっこねっと」のメンバーは、品川区が毎年一度開催している区の子育て情報を集めた見本市「品川子育てメッセ」の実行委員会OGなんです。一緒に活動していくうちに、年1回のつながりだけではもったいないし、1日だけでは伝えきれない品川の情報や魅力を継続して発信していきたいという想いを共有するようになりました。それに、区のホームページに載らないような情報こそ、お母さんたちは必要としており子育ての手助けになるということを、メンバーたち自身も子育てをしてきた立場上よく分かっていました。

そういった情報は当事者であるママ目線でないと発信できない、それなら自分たちが思い切ってやってみようという想いが一致して、「しなっこねっと」を始めました。子育ての途中で品川区に引っ越してきたママたちは子育て情報を手に入れにくいし、児童館に足を運ぶ手前で家に引きこもっているママたちなどにも子どもと一緒に出掛けるきっかけ作りをしたい、という想いもありました。

プレーパークの様子

私は「品川区にプレーパークをつくる会」の代表もしていますが、地域の活動を通してお母さんたちとつながっていくと、自然と地域の子育て情報に詳しくなります。周囲のママから情報を知りたいという声をたくさん聞いて、それを届けたいという気持ちが強くなったことも、一歩踏み出そうという気持ちを後押ししました。

――どういった方たちがどのように参加されていますか?

本道さん:メンバーは現在7人ほどで活動しています。現役の乳幼児のママたちで始めました。私は演劇関係の仕事をしていましたが、小学校の先生やSE、元NGO職員など、いろいろな人が参加しています。ボランティアなので、みんなが自分の強みを生かして、無理のない形で運営しています。

インタビューに答えてくださった代表 本道さん

――発信する情報はどうやって収集してサイトを運営していますか?

本道さん:メンバーが手分けをして、ホームページの情報や口コミを集めています。ある情報がほしいとなったら、人のつてで詳しい人に聞いてみたり、区の制度については区役所に取材に行くこともあります。ママ目線で「これってどうなの?」と思った疑問を、紐解いていくという感じです。フェイスブックもやっており、そちらには最新情報がどんどんアップされています。

先輩ママから生の声が聞ける幼稚園座談会

――「しなっこねっと」と他の子育て支援団体とでコラボする企画もあるのでしょうか?

本道さん:ママ向け講座を開いている「ママかつ」さんや、区の委託でしながわ子育てガイドの編集・発行をしている「SKIP」さんといった団体と、幼稚園情報の座談会を開くなどしています。メンバーにはいろいろな団体に所属しているママが多くて、私も「しなっこねっと」や「品川区にプレーパークをつくる会」のほか、外遊びに関わってきた経験を生かして、この5月に「しながわ区民公園」内にオープンした「しながわこども冒険ひろば」のスタッフに加わっています。これは、乳幼児のお母さんたちが初めて外遊びするのをサポートする会です。メンバーはいろいろな活動をしているからこそ、お母さんたちの悩みや要望が見えてくる。そうした声に応えて、ハブみたいにお母さんたちがつながっていくきっかけづくりを目指していきたいですね。

先輩ママを交えた「幼稚園選び座談会 」の様子。同室に子どもの預かりスペースも用意。

――利用者さんの声から、「しなっこねっと」をやっていてよかったと感じるのはどんな時ですか?

本道さん:幼稚園座談会は「参加してよかった」という声をよくいただきます。先輩ママから、「こういう準備をすればいいよ」とか、「そんなことは気にしなくて大丈夫」といった、不安を解消するような声を聞けるのがすごくよかったと。地域のちょっと先輩のママ、しかも複数の幼稚園のママから話を聞ける機会はなかなか貴重ですが、そういうリアルな声こそママたちのほしい情報なので、座談会への感謝の声が大きいです。
個人的にはそれまで全く縁がなかったママたちと知り合えたり、つながりが増えていくことへの喜びが大きいです。つながりの編み目が細かくなると、自分の子育てもしやすくなります。手が離せない時でも誰かが子どもの面倒を見ていてくれたり、保育士のお母さんに育児相談ができたり。子育て中の不安を「大丈夫だよ」と言ってくれる相手は多いほどいいですよね。

応援してくれる仲間がたくさんいる子育てしやすい街

――品川区で子育てをして感じられたことをお教えください。

本道さん:私は広島出身で、結婚を機に品川区へ引っ越してきました。地方と比べると緑が少ないことや園庭が狭いなど、「子どもはのびのびと育てたい」という自分の気持ちとのギャップに悩むこともありましたが、現在は外遊びが自由にできる「北浜こども冒険ひろば」のようなところへ子どもを連れて行ったり、自分で外遊びの会を立ち上げたりしています。

プレイパークでのひとこま。都心でものびのび子育てできる環境を自分たちの手でつくっている。

自分がこういう想いがあってこんな新しいことをしたいとなった時に、応援してくれる仲間がたくさんいて、お母さんたちのフットワークが軽いことは、都会ならではだなと感じます。「やってみたらいいよ」とか、「そういう考え方もあるよね」といった風に、多様性を受け入れてくれるところが住みやすいですね。

メンバーの稲垣さんと。活動を通して広がるママたちの活動の輪。

――最後に「しなっこねっと」メンバーの稲垣さんも来てくださいました。品川区の子育て環境の魅力と課題、これから目指すことなどをお教えください。

稲垣さん:認証保育園の補助金が手厚く、認可外保育園の補助金も出るようになったので、保育園は入りやすいと思います。また、「北浜こども冒険ひろば」を運営している「NPO法人ふれあいの家-おばちゃんち」のように、困った時に手を差し伸べてくれる人が多いなと感じます。これは品川区だけではないと思いますが、今はみんなサービス慣れしてしまっていて、誰かが何かをしてくれるのを待っている人が多い。でも、やっぱり、自分で活動をしていった方が、地域につながりもできるし、子育ての仲間もできます。つながりや仲間ができれば、地域全体が温かくなって、子どもにとっても大人にとっても温かい街づくりができるはず。「しなっこねっと」としても、もっと活動の幅を広げて、みんなが地域に関わる仕組みづくり、敷居が低い街づくりができたらいいなと思っています。

子育て情報サイト「しなっこねっと」

しなっこねっと

代表 本道良子さん
URL:https://shinacco.net/
facebook:https://ja-jp.facebook.com/shinacco/
※この情報は2017(平成29)年7月時点のものです。

仲間づくりは、街づくり。 現役ママが発信する子育て情報サイト/「しなっこねっと」 代表 本道良子さん
所在地:東京都品川区 
https://shinacco.net/
https://ja-jp.facebook.com/shinacco/

スペシャルインタビュー

旧東海道沿いの“あおよこ”で、職人が創るこだわりのフランス洋菓子/「レ・サンク・エピス」 中村シェフ


青物横丁の商店街の真ん中辺り、旧東海道沿いにある「レ・サンク・エピス」は、老舗が多いエリアで、おしゃれで洗練された雰囲気がひときわ目を引くパティスリー。地域密着型の“街のケーキ屋さん”を目指し、親しみやすい品揃えで近隣住民などから高い支持を得ている店である。今回は、こちらのケーキづくりを一手に担うシェフパティシエ・中林和也さんに、お店の特徴と人気商品、地域の魅力などについてお話を伺いました。

地域密着型のケーキ屋さんに

「PATISSERIE Les Cinq Epices (レ サンク エピス)」中林和也シェフ

――まず、お店の沿革と概要についてお聞かせください。

中林シェフ:開店は6年前の2011(平成23)年になります。先日、2017(平成29)年3月3日に6周年を迎えてまして、7年目に入ったところです。

私はここがオープンした翌年に入ったのですが、元々は、イタリア料理が専門の料理人のオーナーが、ここのすぐ近くでイタリア料理店「Ristorante KOUJI cordiale(リストランテ コージ コルディアーレ)」を経営しているんですが、実はフランス菓子も大好きな方でして、お菓子屋さんをつくることが、レストランともう一つの夢だったそうなんですね。そんな時に、ここに新しい建物が建つという話があって、「じゃあ、始めちゃおうか」ということで、このお店が誕生したようです。オーナーから「これをやれ」というようなことは一切無いので、自由にやらせていただいています。

「PATISSERIE Les Cinq Epices (レ サンク エピス)」店舗外観

――「レ・サンク・エピス」のコンセプトは何でしょうか?

中林シェフ:コンセプトは、大きく言えば、“地域密着型のケーキ屋さん”です。有名店になろうだとか、華やかなケーキを出そうというわけではなくて、なるべく、この辺りにお住まいの方が気軽に、頻繁に来られるようなお店にしようと思っています。その中でも、ちょっと個性を出したり、ほかのお店にないようなオリジナリティも出せるように心がけています。

商品として一番力を入れているのは、ベーシックなラインですね。チーズケーキが一番人気ですが、ショートケーキやガトーショコラなど、一般的なケーキ屋さんにある主要なものはどれも力を入れています。ただ普通に作るのではなくて、“+α(プラスアルファ)”と言いますか、「ちょっとほかの店には無いよね」と思っていただけるような要素をアクセントに加えるようにしています。

定番のケーキには力を入れている

――具体的にはどのようなケーキに、どのようなアクセントが効いているのでしょうか?

中林シェフ:たとえばチーズケーキの場合は、ほかの店ではまず使わないようなチーズを材料に使用していますし、製法も、クッキーの生地にちょっとグラハム粉を入れて、食感を楽しめるようにしています。ガトーショコラの場合は、フォークを入れたらほろほろと崩れてしまうタイプなのですが、口に入れるとなぜかすごくしっとりとしている、という仕上げにしています。見た目は普通だけれど、食べると「おっ!」と驚きがあるような感じですね。

チーズケーキは一番人気

――プチガトーや焼き菓子は何種類ぐらいあるのでしょうか?

中林シェフ:通年を通して出している定番商品が、だいたい5、6種類あり、季節限定のものが10種類ぐらいです。焼き菓子は定番のものが多く、30種類ぐらいあります。

プチガトーや焼き菓子も定番もの中心に取りそろえる。

――ほかにもお薦めのケーキがあれば教えてください。

中林シェフ:ほかには、イラストのプレートを乗せたホールケーキが人気ですね。特に最近は、この辺りにファミリー世帯の方が増えたこともあり、口コミやご紹介で多くの方にいらしていただいています。白いチョコのプレートにプリントする形でご提供していまして、絵柄はアニメなどのキャラクターが一番多いですけれども、写真などもきれいにプリントできます。お子様の写真をプリントされる方も多いですし、大人の方向けに使われる方もいらっしゃいますね。同じように、イラスト入りのクッキーにも対応させていただいています。

これまで作ったイラストプレートのケーキ

最近は特に「和」の素材を使ったものにも力を入れていまして、焼き菓子では「和っ菓」という焼きドーナツがいま一番のお薦めです。これはその名のとおり和素材を使ったドーナツでして、あずき、玄米、きなこ、抹茶、ゴマといったものがあります。この場所が旧東海道沿いですので、和をイメージして作ってみたらどうかな、と思って作ったものです。

季節限定で出しているものでは、「みたらし」という、シューを3連にして串に刺したお菓子が人気でして、テレビの取材などでも何度かご紹介いただいています。中には、豆乳のカスタードクリーム、求肥(ぎゅうひ)、みたらしあんと生クリームを合わせたものの3種類が入っています。桜の時期には、「桜のサントノーレ」なども人気があります。

「和っ菓」という和素材を使った焼きドーナツがお薦め

多くの人に楽しんでもらえる工夫

――どのようなお客様が多いのでしょうか?

中林シェフ:やはり、ご近所のお客様が中心になります。少し前までは割とご年配の方が多かったのですが、ここ1~2年でガラッと変わりまして、ベビーカーを引いた奥様方などがすごく増えましたね。やはり、周辺にマンションなどが出来て新しくこの街に住むご家族が増えたからだと思います。

店頭にはデリも置いていて、カフェスペースでイートインもできますから、平日のお昼頃には近くの企業にお勤めの方が多くいらっしゃって、デリと飲み物で召し上がったり、中にはケーキを召し上がっていく方もいらっしゃいます。午後の時間帯になりますと、主婦の方の集まりが多くなりますね。夜になると、デリとワインを楽しまれるという方もわりといらっしゃいます。ケーキ屋でお酒の提供をしているのは、珍しいかもしれませんね。

イートインスペースがあり、ここでワインを楽しむ方も

――「Ristorante KOUJI cordiale(リストランテ コージ コルディアーレ)」で作られたお惣菜を、こちらでも楽しめるということですか?

中林シェフ:そうですね。ここにあるデリは全部「Ristorante KOUJI cordiale」で作ってもらっています。反対に、レストランでお出ししているデザートの一部は、こちらで作っています。ですから本来はレストランに行かないと食べられないようなものも、デリとして気軽に手にとっていただけますし、その分、時間もお金も節約していただくことができるかと思います。

レストランのお惣菜を扱っている

 

「レ・サンク・エピス」が根ざす品川シーサイドエリアの魅力とは

――中林シェフが感じられている、この地域の魅力について教えてください。

中林シェフ:やっぱり、この静かな環境は魅力的ですね。品川とは思えない落ち着いた環境があって、ゆったりとした時間が流れています。それでいて、少し行けば大井町や品川の街もあって、交通の便も素晴らしいですし、便利な場所だと思います。羽田に行くのにもあっという間ですし、品川に出れば新幹線にもすぐ乗れますし。

買い物についても、近くに大きなイオンがあって便利ですし、大井町まで行けば、だいたい何でも揃います。昔からの商店街「青物横丁」も味があっていいですね。

育児については、品川区がすごく育児関連の施設や制度が充実している区ということを聞きますから、子育てもしやすい地域なのではないかと思います。ベビーカーを押して歩くにしても、道に段差なども少ないですし、歩道も広いところが多いですから、子どもと一緒に歩くのも楽だと思いますよ。

また、歴史のある街ならではの魅力もあって、街を歩いているだけでも昔にトリップしたような感じが味わえますし、お散歩をするのが楽しい街ですね。休日になれば街道歩きを楽しまれている方も沢山お越しになります。昔からのお祭りも沢山残っていて、うちも年に何回かのお祭りの時には、店の前に出店を作り、かき氷やジュースなどをお出ししながら、一緒に楽しませていただいていますよ。

パティスリー レ・サンク・エピス シェフ 中林和也さん

パティスリー レ・サンク・エピス

シェフ 中林和也さん
所在地:東京都品川区南品川2-17-26
TEL:03-5460-3382
URL:http://www.cinq-e.jp/

リストランテ コージ コルディアーレ

URL:http://www.kouji-cordiale.com/
※この情報は2017(平成29)年4月時点のものです。

旧東海道沿いの“あおよこ”で、職人が創るこだわりのフランス洋菓子/「レ・サンク・エピス」 中村シェフ
所在地:東京都品川区南品川2-17-26 アスキー南品川III 1F
電話番号:03-5460-3382
営業時間:10:00~20:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
http://www.cinq-e.jp/

「コナミスポーツクラブ 本店」 本店長 森田浩さんインタビュー

旗艦店として地域の健康づくりを担う/「コナミスポーツクラブ 本店」 店長 森田さん


りんかい線「品川シーサイド」駅から徒歩約7分、京急本線「青物横丁」駅から徒歩5分ほどの距離にあるのが、都内最大級の規模を誇る「コナミスポーツクラブ 本店」。品川ベイサイド新旧の融合を実感できる魅力的な街で、アリーナを併設するなど施設面での充実と豊富なプログラムを用意し、旗艦店として、周辺地域の健康づくりに一役買っている。今回は、2017(平成29)年4月より本店長を務める森田浩さんにお話を伺った。

本店長の森田浩さん

 

本店ならではの存在感

――まずは、「コナミスポーツクラブ 本店」の施設概要から聞かせてください。

「品川シーサイド」駅からも近い「コナミスポーツクラブ 本店」

森田さん:フィットネスクラブをはじめ、プール、アリーナなどがあり、いずれも本店ならではの規模を誇ります。会員様は地元の方だけでなく、隣接県にお住まいの方もいらっしゃいます。本店の近くに勤務先があることが理由だと思いますが、それ以外にも、施設面やプログラムといった本店ならではの充実度に、魅力を感じていただけているのではないかと思っています。

人気のお子さま向けスイミングスクール

――“本店ならではの充実度”について、少し詳しく説明していただけますか?

森田さん:都内最大級のプールがあることに加え、観覧席692のアリーナがあることが大きな特徴です。コートを2面取れるアリーナは、法人様への貸出もしており、社内行事やイベントなどでもご利用いただいています。また、朝7時から営業していることも大きな特徴ですね。体力づくりや健康管理の一環として、出社前のビジネスパーソンにも多くご利用いただいています。24時間営業を謳っている小規模な店舗はありますが、これだけの施設規模で朝7時から営業しているというのは大変珍しいことだと思います。営業開始は9時もしくは10時というのが一般的ですからね。そういった意味でも本店は、“コナミスポーツクラブ”を冠する施設の中ではもちろんですが、業界全体を見渡しても稀有な存在と言えると思います。

幅広い利用者層

ビジネスパーソンからシニアまで幅広い層が利用している

――利用者はどのような方が多いですか?

森田さん:ありがたいことに年代を問わず、幅広い層の方々にご利用いただいています。傾向としては、早朝はビジネスパーソンが多く、日中は中高年の女性の方が多いですね。ただ、幅広い年代層が生活されているエリアでもあるため、生後4ヶ月からシニアまで対応したプログラムをご用意しています。営業時間も含め、より多くの方々のニーズに応えられる施設となっています。

一人ひとりに合わせた段階別指導がうれしい

――マンションの建設が進められているエリアですが、それに伴って会員数は伸びましたか?

森田さん:そうですね。ファミリー世帯の入会が大変増えています。特に、お子さまの割合が多いというのも地域性が反映された結果ではないかと思います。近年はサッカースクール、ダンススクールの問い合わせが増えていますが、時代に関係なく根強い人気があるのはスイミングスクールです。都内最大級のプールがあることも含め、会員様のニーズにしっかりと応える体制ができています。もちろんスイミングスクールだけでなく、体操、新体操、ダンス、バレエ、テニス、空手の各スクールもあり、お子さま向けのプログラムが大変充実しています。

――子どもと接する上で、大切にしていることはありますか?

森田さん:一言で言うことは難しいのですが、これまでに培ったノウハウや、積み重ねてきた経験を土台に、接し方だけでなくフォローの仕方まで細やかな対応を心がけています。

サッカーやダンスなど、充実のお子さま向けプログラム

新旧の共存を感じるこの街の健康づくりのために

――品川シーサイド周辺のエリアについて、どのような印象を持たれていますか?

森田さん:商業施設や医療施設だけでなく、教育施設も充実していて、生活に欠かせない施設がバランス良く点在している街だと思います。また、活気がありながらもどこか落ち着いた街だと感じています。オフィスビルが多く、近代的な街並みが広がっていますが、旧東海道には昔ながらの佇まいを今に伝える商店も数多く存在し、新旧の共存を実感できるというのも魅力のひとつです。

本店長の森田浩さん

――この街での生活を検討されている方にメッセージをいただけますか?

森田さん:4月に着任したばかりで、まだ街について語れるほど詳しくないというのが前提ですが、歩けば歩くほど奥行きが増していく街、といった印象ですね。今後も発見を繰り返しながら、愛着が増していくのだろうなと感じています。そのような街と縁を持てたことに感謝しつつ、皆様の健康づくりに少しでもお役に立てる様、スタッフ一同鋭意取り組んでまいりますので、ぜひお越しください!

本店長の森田浩さん

コナミスポーツクラブ 本店

本店長 森田浩さん
所在地 :東京都品川区東品川4-10-1
TEL :03-3450-5898
URL:http://information.konamisportsclub.jp/004501.html
※この情報は2017(平成29)年4月時点のものです。

旗艦店として地域の健康づくりを担う/「コナミスポーツクラブ 本店」 店長 森田さん
所在地:東京都品川区東品川4-10-1 
電話番号:03-3450-5898
営業時間:7:00~23:00(土曜日、祝日は8:30~21:00、日曜日は8:30~18:30)
定休日:金曜日、年末年始 ほか
https://information.konamisportsclub.jp/..

「品川宿いどばた」オーナー 杉山由美恵さんインタビュー

子育てママだからこそ提案できる産後ママも楽しく過ごせる憩いの場/「品川宿いどばた」 オーナー 杉山さん


2016(平成28)年7月のオープンより、子育てに奮闘するママとその子どもたちのための憩いの場として注目を集めている「品川宿いどばた」。子育てママによる子育てママのためのイベント&ワークショップを開催する「ママかつ」の代表者、杉山由美恵さんが運営する親子サロンで、自らも2児のママとして子育てをする杉山さんだからこそ提供できる目配り、気配り、心配りにあふれた心地良い空間だ。古民家の一階を改装した和の空間では、体験あり、学びあり、木・金曜日には食事ありの多彩な取り組みが行われ、特に産後ママにとっては子育てを楽しむヒントが数多く盛り込まれている。品川在住の子育てママを中心に運営されている「ママかつ」とは?、「品川宿いどばた」では具体的にどのようなことが行われているのか?、品川で生まれ育った杉山さんに地域の子育ての魅力についてもお話を伺った。

子育てママが生き生きと活躍できる場「ママかつ」

笑顔のお母さんたちと子どもたち

――まず、「ママかつ」の概要について教えてください。

杉山さん:「ママかつ(以下、ママかつ)」は2015(平成27)年1月に発足した、品川在住の子育てママを中心に活動する任意の団体です。

もともとは私がベビーマッサージの資格を取得して、産後のママとその赤ちゃんを対象に個人でレッスンを行っていたのですが、たくさんのママと出会う中で、子育てにも生かせる資格やスキルを持っているママがたくさんいることに気がつき、声をかけたのがはじまりです。

たとえば、アロマの資格を持っている方には、私のベビーマッサージで赤ちゃんを癒した後に、アロマでママを癒してあげたらどうかと提案してみたり、イラストレーターの方には「ママかつ」のロゴを描いてもらったりと、それ以外にもわが子のために取得した資格や知識を他の子育てママにも伝えたいと考えているママは多くて、前職の経験や知識、資格、スキルなどを生かしてママたちが生き生きと活躍できる場を設けようと「ママかつ」という名称を掲げて活動をはじめました。

おもちゃに興味津々

現在、「ママかつ」では親子で参加できるイベントや講座、ワークショップを多数開催していて、2016(平成28)年度は一年間で147講座を実施しました。

公式facebookでも講座の内容を一部ご覧いただけますが、最近では飲む点滴と言われている甘酒を手作りしようとか、手作り味噌に挑戦してみたりとか、季節のイベントに合わせてアイシングクッキーを作ってみたりなど、食に関する体験イベントをはじめ、ベビーフォトを撮ってもらったり、0歳からのオムツなし育児について学んだりとか、赤ちゃんの時期から参加できるものも含めて様々な講座が行われています。

赤ちゃんも参加できる講座がある

さらに講座を担当する先生は全員「ママかつ」が認定する方々なので、子育て中のママだからこそできる目配り、気配り、心配りが行き届いた講座内容になっているのも特徴です。

ちなみに「ママかつ認定講師」は、2017(平成29)年3月時点で私を含めて7名いるのですが、最近では『○○という資格を「ママかつ」で生かせますか?』と問い合わせをいただくこともあり、コンセプトに掲げている「ママだからできること。」に共感してくださる方は、ぜひお話をお聞かせいただきたいと思っています。

産後ママのための憩いの場としてオープンした「品川宿いどばた」

品川宿いどばた

――「品川宿いどばた」とは? 具体的に行われている活動内容を教えてください。

杉山さん:2016(平成28)年7月に「品川宿いどばた」をオープンするまでは、「大井町」駅の「アトレ大井町」3階にあるセントラルガーデンで「ママかつ」の講座を行っていたのですが、当初はオープンスペースにレジャーシートを敷いて活動を行うところからはじまりました。現在はアトレさんにプレイマットを貸していただいて快適に運営できていますが、0〜2歳児くらいの赤ちゃんは寝転がることも多く、より安心して過ごせる畳のある環境を探していました。

旧東海道の「北品川本通り商店会」から一本奥に入った細い路地に面するこの民家は、地元の知り合いを通じて紹介してもらった物件で、6畳と4畳半のふた間に対面式のキッチンがあるだけの小さい空間です。

赤ちゃんにも安心な畳のある環境

「ママかつ」の活動拠点は現在、北品川を含めて区内に6ヵ所あり、品川シーサイド、大井町、大崎、目黒、五反田と、ゆくゆくは旗の台や武蔵小山あたりでも拠点を構えたいと考えています。

赤ちゃんを連れた産後ママにとって、ご自宅からの距離が遠いとおのずと足が遠のいてしまうので、品川区の全域をぐるっと一周するようなイメージで拠点数を増やすことを目標に活動の場を広げています。

産後ママが通いやすい場に

「品川宿いどばた」では、曜日によって内容が変わるのも特徴で、月曜日は産前・産後ママのための整体サロン、水曜日は保育士さんによる親子の遊び場になっています。

火・木・金曜日は「ママかつ」によるイベントやワークショップを行っていて、私もベビーマッサージの先生として講座を持っています。そのうち木・金曜日はゆっくりご飯が食べられるようにと「いどばた食堂」と名付けてランチを提供しています。

「ママかつ」代表の杉山由美恵さん

「『品川宿いどばた』って何をやっているところ?」と聞かれることもよくあるのですが、飲食店にするとご飯を食べるだけで目的が終わってしまうので、食堂にしたかったわけでもないですし、イベントスペースでもレンタルスペースでもありません。

これまで出会ったたくさんのママから「こういうのがあったら助かるな」とか「こんなことやってみたい」といったアイデアをひとつひとつ実現させたら今のようなスタイルになりました。

「産後ママのために憩いの場を提供したい!」という想いからスタートした広い意味での親子サロンなので、イベントあり、食事あり、おしゃべりに来るだけでももちろん歓迎の気ままに過ごせる自由な空間です。

「ママ友ってどうやって作ったら良いんだろう?」自身の経験を生かした産後ママのための居場所づくり

お母さんと赤ちゃん

――「品川宿いどばた」の特色について教えてください。

杉山さん:「いどばた」という名称は、井戸のまわりに集まって洗濯などをしながら世間話をしていた当時のママたちの様子から生まれた井戸端会議に由来するもので、このあたりにはまだ当時のままの井戸が残っていることもあり、他愛も無い会話でもいいからおしゃべりして気分転換をして欲しいという思いから名付けました。

品川区内には児童センターをはじめ行政が運営する子育て支援施設も数多くあるのですが、「品川宿いどばた」は古民家の一階を間借りした和室の小さい空間が特徴で、私も含めてみんなで一緒に過ごしている感覚を大切にしています。

今日もひとりで来ているママが数名いらっしゃるのですが、ぱっと見それが分からないくらいの広さで、否が応でもおたがいに声をかけ合うような距離感ですし、この場を通じて新しい関係やコミュニティづくりに発展していって欲しいと願っています。

お母さん同士の交流の場にもなっている

あえて小さい空間にこだわったのは、私自身が実際に体験したことから気づいたアイデアのひとつです。児童センターのような行政が運営する子育て支援施設に、ひとりで赤ちゃんを連れて行ったママがぽつんと座って時間を過ごして誰ともしゃべらずに一日が終わるということもよくあるんですよね。

また、ママ同士の会話のきっかけづくりのひとつとして同じ年齢の子ども同士でグループを作らされることが多いんですが、月齢の同じ子どものママとしか接点を持てないばかりか、子どもの月齢が同じだからといって友人ができるわけでもないんです。

3、4歳頃になると習い事や保育園、幼稚園に通う子どもがきっかけでママ同士も仲良くなることはあるのですが、赤ちゃんのときに子どもがきっかけで関係ができることはほとんどなくて、まずはママ同士が共通の話題や興味のあることで盛り上がれるのが大切なんじゃないかと思います。

玄関先の暖簾

そのためにも「ママかつ」で開催しているようなイベントやワークショップといったきっかけづくりが重要で、たとえば甘酒作りの講座には、食や美容、健康に興味のあるママが集まるので、共通の目的や趣味を通じて自然な流れから友人をつくることもできるのではないかと思います。

私も一人目の子どもをまったく土地勘の無い千葉県で育てたことがあるんですが、知り合いもいなければ近くにどんな施設があるかも分からない状態で、産後うつにこそなりませんでしたが、子どもが生まれて一年間は「ママ友ってどうやって作ったら良いんだろう?」とすごく苦戦したんですよね。

みんなで一緒に過ごす感覚を大切にしている

産後ママがおしゃべりもできずに一人でぽつんといる光景を実際に見てきたので、絶対にそういう場所じゃなくて、ほんのちょっとでも自分の話したいことをおしゃべりして帰ってもらえるような産後ママのための居場所をつくりたかったんです。

その後、一年ほどして私は実家のある品川に戻って来られたのですが、品川区にも仕事の都合などでいろいろな地域から来ている子育てファミリーが多くいることに気づきました。当時の私と同じような気持ちを抱えて子育てをしているママがいるはずだと思い「ママかつ」の活動を続けています。

子育てを支援する任意団体やサークル活動が多数ある品川区

北品川本通り商店会

――品川で子育てをする魅力とは?

杉山さん:品川区の子育て環境について言えば、まず児童センターや子育て支援センターなど、行政が運営する子育て支援施設がたくさんありますし、産前・産後のケアやサービスにも恵まれていると思います。

また、品川の良いところと言えば…情に厚い人が多い!

私たちのように子育てを支援する任意の団体やサークル活動が数多くあり、0歳から未就学の子どもを1時間から預かってもらえる「おばちゃんち」や、障がいを持つ子どものための支援活動を行っている団体など、行政サービスではなかなか手が届かないようなところまで、街の人たちが率先して活動を行っているのが特徴です。

なかにはクラウドファンディングで集めたお金で品川の子育て情報をまとめたホームページを制作・運営しているママたちの集まりもありますし、それぞれの活動や団体の横のつながりが強いのも特徴で、必要な情報を必要な人に届けられるネットワークができています。

もっと身近な例としては、「入園式に着物が着たい」というママがいれば近くで着付けをやっている先生を紹介したり、「子どもを連れて行ける美容室は無いかなぁ?」といった話を聞けば、「青物横丁にあるわよ」と伝えたり、おしゃべりの延長で必要な情報を必要な人に伝えられるリアルな場が「品川宿いどばた」です。

お母さん同士を、お母さんと街をつなげる取り組み

木・金曜日限定で取り組んでいる「いどばた食堂」のランチにも、地元の商店から仕入れた食材を多く使っているため、「美味しいっ!どこで買えるの?」と気に入ってくれたママには、「近くの八百屋さんで仕入れた野菜だよ♪」と伝えてあげるだけで、街との接点が生まれます。

子育てをするうえで街や街の人とつながることがいかに大切かということも品川を離れて身を以て経験したので、品川で生まれ育った私としては、品川で子育てをするママと街をつなげたい、子育てを通じてママたちをつなげたいと思っていて、「品川で子育てをして良かった」とママたちに感じてもらえるような取り組みを行っています。

ありそうでなかった子育て支援のあたらしいカタチ

ひと月に200人が利用する「品川宿いどばた」

――最後に、品川で子育てするお母さんにメッセージをお願いします。

杉山さん:産後ママのための居場所づくりをしたいという想いに突き動かされて「ママかつ」を立ち上げてから3年目を迎えますが、年間1,000人以上のご家族にご参加いただいて、「品川宿いどばた」もひと月に200人もの方にご利用いただいています。

新たな子育て支援の形が整ってきた

行政の子育て支援事業とはまた違った取り組みや特色があるため、目的やその日の気分などに合わせて使い分けていただくことで、子育てもよりいっそう楽しくなると思います。

「ママかつ」では、他の区、他の地域でも同じような取り組みが広がっていくことを目標としており、子育てママが生き生きと活躍する今後の展開にもご期待ください。

品川宿いどばた オーナーの杉山さん

品川宿いどばた

オーナー 杉山由美恵さん
所在地 :東京都品川区北品川2-3-20
TEL :090-2459-4117
URL:http://mama-katsu.com/idobata/
※この情報は2017(平成29)年3月時点のものです。

子育てママだからこそ提案できる産後ママも楽しく過ごせる憩いの場/「品川宿いどばた」 オーナー 杉山さん
所在地:東京都品川区北品川2-3-20 
営業時間:教室・イベントにより異なる
https://shinagawa-idobata.jimdofree.com/